泉質と適応症|あなたの“推し泉”は?泉質のことを知って、温泉浴をもっと楽しもう!
療養に役立つ泉質をもつ温泉は「療養泉」と呼ばれています。
すべての療養泉で効能があるとされる「一般的適応症」と、
それぞれの泉質固有の「泉質別適応症」があるので、下の表を参考にしてください。

- 浴マーク
- 浴用に適応症がある泉質
- 飲マーク
- 飲用に適応症がある泉質

適応症って何 ?
それぞれの療養泉で改善効果が期待できる病気や症状のことを適応症といいます。
一般的適応症
全ての療養泉で効能があるとされる疾病・外傷の症例です。
- 運動麻痺による筋肉のこわばり
- 胃腸機能の低下(胃がもたれる、ガスがたまるなど)
- 痔の痛み
- 耐糖能異常(糖尿病)
- 軽い高コレステロール血症
- 冷え性、末梢循環障害
- 軽症高血圧
- 軽い喘息・肺気腫
- 自律神経不安定症やストレスによる諸症状(睡眠障害、うつ状態など)
- 病後回復期
- 疲労回復、健康増進(生活習慣病改善など)
- 筋肉、関節の慢性的痛み、こわばり(関節リウマチ、変形性関節症、腰痛症、神経痛、五十肩、打撲、捻挫などの慢性期)
飲用の際に気をつけたいこと
- 次のような方は、医師にご相談ください。
- 療養として飲む場合
- 温泉療法医などの専門的知識のある医師の指導を受けましょう。
- 服用中のお薬がある方
- 主治医の先生や薬剤師に相談しましょう。
- 飲泉の許可を受けた温泉を、清潔なコップで飲みましょう。
- 温泉を飲む量は適量に。
- 温泉を飲むのは、原則として大人になってから。お子さんが飲む場合は、温泉療法医などの医師の指導を受けてください。
- 温泉水はその場で飲むもの。持ち帰って飲むのはやめましょう。
- 食前30分前くらいに飲みましょう。